【バレエの歴史/起源】|板橋区大山でミュージカルレッスン|ダンス|バレエ|タップダンス|ボーカル|日本舞踊|Espoir STUDIO
こんにちは。
講師の北村です。
「北村の部屋」Vol.3
僕はダンスを踊るうえで、そのジャンルの起源や歴史、カルチャーを学ぶことはとても重要だと考えています。
なぜその踊りが必要だったのか?
その当時の人たちにとって、その踊りはどういう意味を持っていたのか?
それを知ることで…そこに想いを馳せることで生まれるエネルギーや質感というのは確実にあります。
もちろん知らなくても踊れる。
でも、知っている人の踊りは深みが違う。
長くなってしまうので、これについてはまたの機会に…
そんなこんなで今日はバレエの起源についてのお話です。
バレエといえば、チュチュを着て女の子が踊っているイメージが強いのではないでしょうか?あとは白タイツ??
ちなみに僕は、自分がバレエを始める前は
「バレエやダンスは女の子がやるもの」
という偏見を持っていました。
田舎育ちで、地元にはバレエはもちろん、ダンス教室すらない環境。
学年に2人ぐらい、ダンスやバレエを市内に習いに行ってる女の子がいた程度なので、当時の僕は、男が踊るなんて想像もしてませんでした。
なんだったら、キモイとまで思っていました…笑
当時の自分が、今の僕の仕事を知ったらショックで寝込むと思います。笑
そもそも、踊ることが仕事になり得るという発想すらなかったのですが…
今は時代も変わって、男の子でダンスやバレエを始める子も増えてきましたね。
嬉しいことです!
いやー。比較的ライバルの少ない時代にやっていて本当に助かりました。笑
で、バレエの話に戻るのですが、
バレエはもともと男性の踊りだった
って知ってますか?
600年の歴史を誇るバレエ。
14世紀、ルネッサンス期のイタリアの宮廷内で、貴族たちがゆっくりとステップを踏みながら踊る舞踏会で、Ballo(バロ)と呼ばれるダンスが生まれたのですが、それがバレエの起源だといわれています。
Ballo(バロ)に歌が加わったものをBalletto(バレ)と呼び、音楽が選定されるようになりBalletti(バレッティ)と呼ばれるジャンルが生まれました。
そして、この時代のイタリアの華麗なる一族、メディチ家の娘 カトリーヌが、16世紀半ば、後のフランス王 アンリ二世のもとへ嫁いだことをきっかけに、Balletti(バレッティ)を始め、イタリアの様々な文化(音楽、料理、テーブルマナー等)がフランス宮廷に持ち込まれました。
このBalletti(バレッティ)が、後にフランス語でBallet(バレエ)と呼ばれるようになったといわれています。
こうしてフランス宮廷で盛んになったバレエは、「太陽王」とも呼ばれたルイ14世によってその地位を確固たるものにします。
ルイ14世は自らもバレエを踊り、専属の舞踏教師を雇うほどバレエに熱中していました。豪華絢爛な「夜のバレエ」で太陽神アポロンを演じていたことも「太陽王」と呼ばれる理由の一つだそうです。
パリに「オペラ座」を建設し、プロのバレエダンサーを養成するオペラ座バレエ学校を開校したのもルイ14世です。
バレエの5つの脚のポジションが定められ、今に伝わる「バレエの基本」が確立したのも、女性が舞台に立つようになったのもこの時期だといわれています。
それまではバレエは男性が踊るものだったんですね。
そして、バレエの歴史は1800年代にマリ・タリオーニという女性ダンサーの登場により、大きな転換期を迎えます。
彼女は、ポアントで踊る(トゥシューズ)という技法を生み出し、1832年「ラ・シルフィード」の初演で、妖精が宙に浮いている様子を表現したのです。
現在では、トゥシューズといえばバレエの代名詞ですよね。
意外にも、トゥシューズの歴史はバレエの歴史の半分程度なのですね…
1873年にパリ・オペラ座の火災によりフランスでのバレエは勢いを失いますが、その後バレエ文化はロシアで飛躍的な発展、成熟を遂げます。
現在の我々がよく知っている「クラシック・バレエ」は、ロシアで独自に発展したもので、フランス時代と比べ、踊りの技法が複雑になっています。
フランスからロシアに招かれた振付師 マリウス・プティパは、古典演目すべてをロシアで上演し、クラシックバレエの様式を確立。
マリウス・プティパと作曲家のチャイコフスキーのコンビによる『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』など「3大バレエ」と呼ばれる作品は、皆さんも聞いたことがあると思います。
イタリアで生まれ、フランスで育ち、ロシアで成熟したバレエ。
今でも世界中のダンサーたちが、さらなる発展を目指し切磋琢磨しています。
ロマンティックバレエ、クラシックバレエ、モダンバレエ、など、多岐にわたって派生、発展し、優美な舞台芸術としてだけではなく、身近な習いごととしても親しまれているバレエ。
その歴史を紐解いてみると、また違った面白さや魅力が見えてきますね。
それぞれの時代の細かいことや、日本におけるバレエの歴史については、またの機会に触れてみたいと思います。
ではまた!
EspoirSTUDIO
住所:東京都板橋区大山金井町53−10ダス・レーベン B1
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