板橋|講師ブログ#54【北村毅】|ミュージカルスタジオ|Espoir

2022/09/07 講師ブログ
ブログタイトル

東京都板橋区大山で
ダンスやバレエ・日舞・タップ・ボーカル・ミュージカル等のレッスンを展開している
Espoir STUDIO(エスポワール スタジオ)の公式ブログ

 

劇団四季や東宝ミュージカルなど、
日本を代表するミュージカルへの出演経験が豊富な講師陣が多数在籍。

 

趣味からプロ志向のダンスやボーカル・お子さまの情操教育としてのミュージカル・日本舞踊など、多彩なレッスンを開講中!

また、不定期で開催しているワークショップでは、
第一線の舞台で活動されている現役の俳優・ダンサーを招いてのレッスンで、
プロの空気感や技術を直接体感していただけます。

 

こちらのブログでは、日々のレッスンの様子やスタジオからのお知らせ
舞台に関する豆知識なども紹介しています。

 

舞台経験者でも意外と知らない、
「へ〜。そうだったんだ〜」というような情報も発信していければと思っています。

お時間のあるときにお立ち寄りいただければ嬉しいです。

 

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北村毅

お誕生日
おめでとうございます

 

長渕剛さん💖

 

ということで
本日9/7のブログ担当
北村毅です

 

今回も
しょーもない話を
徒然なるままに
包み隠さず
書いていきます

 

お時間のある方は
是非お付き合いください

 

ちょっと長いよ。笑

 

 

今回のブログテーマ
「私の原点」

 

僕が役者として
お仕事をいただけるようになった頃

 

母から
「毅がこんな仕事を選ぶとは思わなかった」
と言われました

 

それもそのはず

 

実は僕…


人前でパフォーマンスをすることが
すごく苦手なんです笑

 

 

母から聞いた
僕の幼少期の話なのですが…

 

家族で音楽番組を見ていたとき


姉と妹がTVの前で
アイドルの真似をして
踊っていました

 

僕の姿は見えず
どこに行ったのかと部屋を見回すと

 

何故か
カーテンが揺れている…

 


どうやら僕は
カーテンの後ろに隠れて
踊っていたらしいです

 

踊りたいけど
それを誰かに見られるのは
嫌だったんでしょうね

 

ホントに
今も全く変わっていない…

 

 

照明を落とした部屋で
好きな音楽を流し
たった一人
気の向くままに揺れている

 

そんな時間が
何より楽しい

 

もうね

 

ネクラが過ぎる。笑

 

北村歴が短い人は
よく勘違いをされるのですが

 

僕、、、
 

すっごい根暗で繊細で
シャイ且つヘタレな
人見知りなんです。笑

 

あ、北村をよくご存知の方は
今更感がスゴいですよね。笑

 

そんな北村毅の「現在」を
明確に形作った原点…

 

それは

科学する野球

村上豊さんの
「科学する野球レッスン」

 

という本との出逢い

 

まずこれに間違いないでしょう

 

 

野球一筋だった少年時代


小学5年生だった北村少年には
「ある悩み」がありました

 

1年生の頃から
地元の少年野球チームに
所属していたのですが

 

一学年上のメンバーは
僕の姉がただ一人。。

 

 

まだ5年生にも関わらず、
所属歴が長いというだけで
チームのキャプテンに
任命されてしまいました…

 

僕より上手な子は他にもいたのに…
最上級生でもないのに…


自分がキャプテン。。

 

いやホント焦って練習してましたねー

 

ただ、
毎日必死に練習しているつもりなのに
上達している実感が全くない


 

「このままじゃダメだ!」

 

何か上達のヒントはないかと
図書館に行き

 

タイトルに「野球」とつく本を
片っ端から借りて読みました

 

その中の1冊がこの
「科学する野球レッスン」でした

 

その内容は

 

根性論では野球技術は向上しない
日本で「常識」とされている野球のフォーム(動作)は、物理法則に沿っておらず非合理的である
日本で「常識」とされる野球の練習メニューは「野球の上達」を目指す上では効果的ではない

 

僕の主観でざっくりいうと
こんな内容

 

そう

 

僕の
「野球に費やした5年間」を
全否定されたんです

 

その身体の使い方、間違ってるよ〜
その練習、意味ないよ〜

 

と。。。

 

日本の少年野球業界って
身体の機能や構造について学んでいたり
技術をきちんと言語化できる指導者が
少ない気がします
(今は知りませんよ。少なくとも20年ほど前まではそうでした)

 

「見ろ!これはこんな感じでやるんだよ!」
みたいな指導のなんと多いこと…

 

 

投げる・打つ・捕る・走るなどの動作が
「身体運動である」という前提ならば
そこには必ず「物理法則」が存在する

 

そこに「根性」だの「伝統」などは
介入させるべきではない

 

僕は一瞬で
その考え方の虜になりました

 

一部の天才だけでなく
万人が技術を習得できるようになるための方法論は
「科学的に成立」し
且つ「言語化できる」ものであるべき

 


※ちなみに、「技術」を「アート」に昇華させる必要がある場合は、
その先(科学や言語だけでは説明のつかない何か)が存在すると思います

 

特に「芸術分野」は

 

もちろん
そこに行き着くための「基礎技術」があった上での話ですが。。

 

話が逸れました

 

それから僕は
今までの常識を迷わず捨て去り
スグにこの本の通りに練習を始めました

 

人生で一番勉強し
調べ・思考した期間だったと思います

 

小学5年生にして
好きな言葉が
「Rationality(=合理性)」

 

うわぁ〜嫌な子ども。笑

 

周りからはよく
「あいつは変わってる」
なんて言われましたが

 

拘りやプライドなんて
護っている余裕はなかったので。。笑

 

いやぁ〜
これがね〜

 

面白いほどに上達しましたね。笑

 

 

中学に上がって
野球部に入ると


中1の夏から
背番号「1」をもらうほど。。
 

自分で言うのもなんですが
野球そこそこ上手でした笑

 

ただ
30年以上前の本なので、
今となっては
「ここはちょっと違うかなー」
と思う箇所もいくつかありますが…

 

それでも
この本を越えるインパクトの
野球技術書にはまだ出逢えていません

 

今でも
指導に使う考え方や言葉のチョイスには
この本から得た考え方が大きく影響しています

 

ちなみに

 

村上豊さんの功績を後世に伝えるため
現在でもその内容を精査・分析し
修正・追加を続けておられる方がいらっしゃいます

 

科学する野球とは|野球技術向上のためのサイト

 

↑興味のある方は覗いて見てください↑

 

 

で、本題はここから…

 

この「科学する野球」シリーズ

科学する野球

そんな画期的な本なのにも関わらず

 

日本の野球界で
それほど認知されていないんです

 

何故か?

 

この内容を認めてしまうと
困ってしまう人が多いから

 

だと僕は思っています

 

 

中学2年の時
顧問の先生と
部の方針について
口論になったことがありました

 

「その練習には意味がない」
「他のメニューに変えたい」

 

先生の反論は全て
明確な根拠を提示した上で論破しました

 

それはもうグゥの音も出ないほどに…

 

最終的には

 

「ガキは黙ってろ!」

 

という怒鳴り声と共に
話し合いは強制終了

 

次の日から
僕はめでたく2軍落ち

 

引退試合まで
試合で使ってもらうことは
ありませんでした

 

まーそーなりますよね笑

 

僕はたった「五年」でしたが、
先生は「何十年」という野球人生を
否定されたワケです

 

そりゃ面白くないですよね

 

そんなものを認めた日には
自分が指導できるものがなくなってしまう…

 

僕もヒドかったと思います
きっと伝え方も良くなかったんでしょう


今になって思うと
理論が破綻していた箇所も多々ありました

 

それについては反省しています

 

ただね
技術って「感情論」じゃないと思うんです

 

ちなみに
部内での「1軍 vs 2軍」の紅白戦では
ほとんど2軍が勝っていました

 

1軍のメンバーは
マラソン大会がやたらに強かったなー笑

 

シンプルな「野球の技術」では
2軍の方が上だったと思います

 

普段から先生に反抗する問題児ばっかりだった気がする…笑

 

まぁ
どういう過程を経ても
何かしら得るものはあるので
最終的に何が正解なのかはよくわかりません

 

学校の部活動は
技術だけを追求する場でもありませんしね

 

ただ
自分のプライドや立場を守るために
自分と違う価値観や意見を
検討することもなく否定する

 

それでは何も進歩がない

 

ましてや「指導」する立場の人間は
「自分」ではなく「生徒」のために勉強を続け、
新しい価値観にも恐れず触れていくべき

 

自分が間違っていてもいいじゃない
そこから修正すればいいんだから

 

それに
相手が提示するものも
正解かどうかなんて分からないんです

 

何が正解かなんて分からないからこそ
いろいろ試すべきなんじゃないかなー

 

そもそも本当の正解なんて
多分ないんだし…

 

少なくとも
僕らは紅白戦で「結果」を出していたわけで…

 

 

上から押さえつけ
お利口なる人形をつくるのではなく


「自由に発言ができる環境」をつくり


それぞれの意見を尊重し
前向きなディスカッションができる人間を育てる

 

そんな教育が
日本には必要な気がする
 

 

最終的には指導者が
「誰のために指導をしているか」
ということに尽きると思いますね

 

僕もそれができているかといえば
自信を持ってYESとはいえません

 

まだまだ未熟

 

日々勉強です

 

 

そして
その事件以降は
何かに対して意見を持っていても

 

話が通じないと感じた瞬間に黙る
基本的に本音は言わない
面倒だと感じたら
適当に明るい相槌は打つが
行動は変えない

 

みたいなことを頻発する
空気を読むややこしい人間
に仕上がりました笑

 

腹黒北村のできあがりっ!笑

 

踊る大捜査線で
いかりや長介さん演じる和久さんが言った

「正しいことをしたかったら偉くなれ」

という台詞がいつも頭の中で響いてましたねー笑

 

偉くなれる気はしてないので
最近は反発されようが
極力本音を言うようにしてますが。。笑

 

 

てゆうかね

 

そもそも科学って
「疑うこと」から始まるはずなんです

 

「常識」を常識と信じて疑わない

 

それはもはや宗教なんです
別に宗教を否定はしませんが…

 

エジソンやライト兄弟…


世界を変えてきたのは
「常識」に疑問を持ち
周りに笑われながらも
自分の信じた世界の実現に突き進んだ人たち

 

こんなことは義務教育過程で誰もが学んでいる

 

ただ
それを「自分ごと」に落とし込まない

 

「俺は別に世界を変えたいわけじゃない」
なんてことを言ってしまう…

 

 

そういうことじゃない

 

ここから得られる教訓は
もっと日常的なこと
なのだと僕は思う

 

あなたが「常識」だと思っていることって
本当に正しいのかな?

 

そもそも「常識」って誰が決めたの?

 

大多数が支持しているから正解なの?

 

それは本当に自分で思考して判断した?

 

誰かに忖度して結論を出してない?

 

 

前回のブログでも触れたのですが
「自分の軸を他人に委ねるな」
のベースになっているのが


「科学する野球」の影響によって
多くの大人たちから煙たがられた
僕の反抗期の記憶です笑

 

それによって
大人や社会に絶望したわけですから…

 

自分の子どもにはそんな思いさせたくないんです

 

子どもたちってね
大人のそういう保身的な対応

 

よく見てますよ笑

 

 

先人たちの智慧は敬意を持って学ぶ
その上で、違和感があるのであれば
先入観を捨てて向き合う

 

そうやって人類は進歩してきたはず…

 

「常識」が「常識ではない」
ということは
歴史が証明している…

 

 

あれ?
なんかテーマからズレてます??笑

 

徒然なるままにノープランで書いてたら
ヒートアップしちゃった。。。

 

すみません
まとめますね

 

「常識を疑え」
という今の僕の思考・人格形成の原点は

 

それまでの常識や慣習を疑い
古い野球を否定し
業界からの反発を買い
受け入れられないまま亡くなっていった

 

村上豊さん
という人が書いた

 

「科学する野球」
という本との出逢いです

 

 

そういえば
高校生ぐらいの時にTVで見たのですが


リトルリーグの世界大会で
日本のチームが世界一になったことがありましたね

 

そのチームのエースだった子は
とても理想的なピッチングフォームをしていました

 

彼は間違いなく
「科学する野球」の影響を受けていたはず…

 

その後どうなったのかな…
名前も知らないけど
会って話してみたいな。。。

 

 

長文・乱文
失礼いたしました

 

最後までお付き合いいただき
本当にありがとうございます

 

明日9月8日は
ダウンタウン松本人志さんの
お誕生日ですね🎂

 

おめでとうございます❗️

 

 

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